我孫子三田会は、戦後まもなく数人の塾員有志で発足し今年でなんと67回目の総会・懇親会を開催することが出来ました。
設立当初は、天王台駅前の中華料理店で数人の塾員参加で開催した記録があります。
北の鎌倉と呼ばれていた我孫子に生まれた伝統ある三田会を維持発展させるために、歴代の会長および担当幹事は、特徴ある我孫子にふさわしい三田会を目指し「アットホーム」な宴を開催するよう努力してまいりました。
三田会の総会・懇親会を開催するに相応しい会場として、コロナ禍前までは長年市内の「鈴木屋」で開催しておりました。鈴木屋は明治12年創業の歴史ある料亭で志賀直哉など文人にも愛された名店です。
また恒例の講演会の議題は、幹事会会議で時節に合った内容を選定し、講演者に依頼してきました。
有名テレビ解説者による「最近の政界事情」、我孫子の文化を守る会「三田新聞と楚人冠」、我孫子市教育委員会「我孫子市貝塚出土」など有意義な内容が多くありました。
昨年ご逝去された美埼事務局長の長年のご尽力により三田会は開催されてきましたが、昨年までは比較的ご高齢の塾員の集まりでした。今年の開催からは、若い幹事会メンバーの采配で、メール・ネットでの塾員への開催案内を実施し幅広く若い塾員の初参加を得ることができました。
三田会は、現状いろいろな課題を抱えておりますが、若い幹事会の活動により今後の我孫子三田会のさらなる発展を期待しております。
                       令和7年12月10日 我孫子三田会会長 畠均